看護部長 前田 奈穂美
走り梅雨に濡れ、木々の緑が色鮮やかに感じられる5月25日、さらに心爽やかになる出来事がありました。
看護学生さんの臨地実習受け入れに対する当院への感謝として、東京医療保健大学立川看護学部の学生さん5名と教員2名の計7名でお越しいただき、学生さん手作りのメッセージボードを頂戴しました。
メッセージボードのかわいらしいカードには、「実習を受け入れていただき、ありがとうございました」「村山医療センターに実習に来れて良かったです」などの言葉がたくさん書かれていました。花束をモチーフにしたデザインにメッセージが配置されており、1枚1枚楽しく拝見させていただきました。
2020年から新型コロナウイルスが蔓延し、臨地実習を断る施設が増えてきていました。しかし当院は、谷戸院長の「看護学生の実習は、将来の村山医療センターに就職してくれる大切な人材育成につながるので、可能な限り受け入れよう!」という号令の下、お断りすることなく対応してきました。他施設がお断りした学生さんまで急遽受け入れることもしました。さらには、ワクチン接種なども積極的に実施し、それらすべてを含めての感謝のメッセージボードになったようです。
当院は、東京医療保健大学だけでなくほかに3校の実習を受け入れています。教育課程の異なる学生さんの対応は難しいものがありますが、各部署心を込めた対応をしてくれています。これからも慢心することなく、看護基礎教育のお役に立てるように努めていきたいと思います。