独立行政法人 国立病院機構 村山医療センター

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村山医療センター 公開セミナー「腰部脊柱管狭窄症と骨粗鬆症」を開催しました。

経営企画室

令和4年12月22日(木)に当院の地域医療研修センターにおいて、一般市民の方々を対象とした「公開セミナー」を開催しました。市民向けの講座は、コロナ禍でしばらく開催できませんでしたが、今回は、感染対策を考えて事前申込制で実施しました。

最初は、谷戸院長より「腰部脊柱管狭窄症」について講演をしていただきました。今回の講演は、医師や医療従事者ではなく、市民向けということで背骨の形態から役割など基本的なことから丁寧に話されました。

 症状や治療法、予防法について、「こういった症状があったら早めに受診して治療することが大事ですよ。」と、治療の方法を写真や絵図を使ってわかりやすく解説されました。万が一手術となった場合の不安を少しでも減らせるように、術前から術後までの流れについても画像によって説明がありました。
また当日は、機械展示コーナーとして手術療法の一つである脊椎固定術がよくわかるように実際のチタン合金 のスクリューや固定した状態の背骨の模型もあり皆さんに好評でした。

 次に当院の骨粗鬆症マネージャー廣永看護師から「骨粗鬆症~今日からできる予防法~」について講演がありました。骨粗鬆症マネージャーとは、日本骨粗鬆症学会が認定した骨粗鬆症の啓発、予防、再骨折の予防・円滑な治療を行うためのサポート等をおこなう骨粗鬆症のスペシャリストです。

骨粗鬆症は高齢者になると有症率が高くなり、特に女性は50歳代から急増する疾病です。セルフチェックの方法や予防として運動や食事が大事であること、検診の重要性、検査の方法など詳しく説明がありました。 最後に、健康相談として希望者が医師や看護師、栄養管理士に相談できる時間をもうけ、短い時間ではありましたが、参加した方からもわかりやすかったという高評価をいただき充実したセミナーとなりました。

今後も皆さんの健康に役立つ情報の提供をしていくためこのような公開セミナーを開催していきますのでよろしくお願いいたします。


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