独立行政法人 国立病院機構 村山医療センター

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村山音楽祭を開催して

令和4年12月10日(土)「音楽に触れあうとき~糸が織りなす絆のように強く・暖かく~」をテーマ に、入院患者 さんに普段の療養生活で体験できない空間や雰囲気を感じることが出来るよう音楽祭を開催しました。

コロナ禍でも安心してご参加いただけるように、入場制限を行ないましたが、より多くの患者さんに楽しんでいただけるように、各病棟にパブリックビューイング会場を設けて、生LIVE配信を試みました。
当日はパブリック会場にも多数の患者さんのご来場をいただき、合計約90名の患者さんにご参加いただきました。

今回の音楽祭では、4チーム、8曲の演奏を行いました。バンドによる演奏や歌唱、カリンバ演奏など、それぞれ練習を重ね本番を迎えました。
ぜひ参加したいと集まった職員たちに加え、ボランティアとして参加してくださった方を招いて音楽祭を盛り上げました。

会場の飾りつけはクリスマスをイメージして広報委員会メンバーでレイアウトを考え多職種で連携を行い準備いたしました。
今回プロの協力のもと((株)イクセルエンターテイメント様・(株)ターデス様)、事前打ち合わせを重ね、生Live配信を実現することができました。

真唯子・ 💎チームシンガー・ピアノ・ギター・クラリネット・ドラムのバンドチームです。
「心にしみる歌声」「生の音楽に触れて楽しかった」などの感想を患者さんから頂いています。

カリンバチーム
カリンバはアフリカ生まれの楽器です。木製のボディに金属のバーが取り付けられていて、そのバーを親指で弾くと音 が出るシンプルな楽器です。特有の調律とボディの共鳴で手から直に心地よい音の振動が伝わります。
メンバーは全員、初めて触れた楽器でしたが、練習を重ねるたびに上達し、フワッと癒される曲を奏でられるようになりました。

リリカル
ピアノ・サックス・フルート・ドラムのバンドチームです。
どの曲も聞き惚れるような音色を奏でていて、何度でも聞きたくなるJAZZ ナンバーばかりでした。
会場中を盛り上げてくれました。

パブリックビューイング会場では各病棟のデイルームがパブリック会場となり、本会場に入場できなかった患者さんにも、生の音楽に触れていただける機会となりました。コロナ禍対策として、より多くの患者さんに楽しんでいただける企画を検討し実施できたことは、職員・患者さんの励みにつながったのではないかと思います。

参加・視聴された方々へアンケート調査を行った結果、「奏者は外部の方ではなく、村山医療センターの職員が行っていることに驚いた」「いつもと違う一面を見ることができ嬉しかった」「私たちのために頑張ってくれたことに感動した」「楽しかった・元気をもらった・特別な時間を過ごせた・気分転換になった等」私達の音楽を楽しんでいただけたようです。
皆さん暖かいご感想をありがとうございました。

ダイジェスト映像

フルサイズ映像


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