独立行政法人 国立病院機構 村山医療センター

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スタッフに聞く

病院食 寒くなりました、おでんはいかがですか?


村山医療センター 医局秘書
アルーナ


病院食こんにちは、アルーナです。
今、記事を書いている時刻は、午後5時ですが外はもう薄暗いですね。日の短さに冬の訪れを感じます。




塩分VSおいしい食事?

病院食アルーナ:
ねえ、マルリン。よくよく考えてみると病院食って難しいわね。

マルリン:
どうしてそう思うの。

アルーナ:
だって塩分ひかえめ、栄養のバランスを考えて献立を作るわけでしょ?
塩分が少ない料理ってもの足りないと感じてしまうし・・・。

病院食マルリン:
塩分が多い、つまり味付けをしっかりとした料理がおいしいと思う気持ちもわかるけど、食材には元々の味があるので本来はその恵みを感じてほしいのよね。

アルーナ
食材そのものの味ねぇ~。

マルリン
塩分を少なくしてもおいしく食べていただく工夫はしているのよ。

アルーナ:
えっ!たとえば?

マルリン:
そうね、たとえばお出汁(だし)。しっかりとしたお出汁が出ていれば、塩分が少なくても満足感はあるのよ。

アルーナ:
なるほど、お出汁のうまみがあれば美味しいわよね。

マルリン
それに、香りや刺激がある食材や調味料を使って塩や醤油の量を減らす工夫もあるのよ。
今が季節の柚子でしょ~、ゴマやナッツ、七味唐辛子や山椒(さんしょう)を使うと塩分を抑えられるの。

寒い季節に おでんはいかがですか

病院食アルーナ:
冬になると定番のおでんが献立表にあるけれど。

マルリン:
前回お伝えしたお米に引き続き、おでんも調理師の腕の見せ所!のメニューなのよ。

アルーナ:
なぜ?

マルリン:
煮崩れしないように気を付けて調理したり、
おでんは具材が複数なので盛りつけに時間がかかっているの。

アルーナ:
そうなのねぇ~。でも、おでんを口にすると…なんだか和むのよね。

マルリン:
そうそう、ホッとした気持ちになる料理ね。

アルーナ:
ところで、おでんはやっぱりお出汁に工夫しているの?

マルリン:
塩分が少なめでも、満足感があるような献立になるよう、私たち管理栄養士も頑張っているのよ! なぁんて。
日本各地にご当地特有の味付けがあるけれど、病院のおでんは関東風に仕上げてます。

11月16日の昼食 

病院食御飯  ホッケ干物  がり漬
マカロニサラダ(キュウリ)  
胡麻 ミソ和(インゲン)

エネルギー:590kcal
たんぱく質:23.7g
食塩:3.0g

11月16日~30日の予定献立表です 

病院食

ご存じでしたか?病院の新棟

病院食病院のお庭も冬の色合いに変わりました。
冬の景色ってちょっぴり寂しい感じがしませんか?

でも病院は今大忙し。平成29年9月の新病棟完成に向けて、その準備が徐々にはじまっています。
今までの村山医療センターの良いところを残しつつ、村山医療センターは大きな改革を迎えようとしています。
今後も皆様、よろしくお願いいたします。



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