独立行政法人 国立病院機構 村山医療センター

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トピック

新病棟移転のご挨拶


看護部長  佐藤 千春


好環境、富士山を拝むこともできます

 2019年3月21日に念願の新病棟に引っ越しをし、新体制がスタートしました。大きな変化としては、病床構成の変化があります。障害者病棟の7病棟40床・8病棟40床が一つに統合され、60床の「骨運動器疾患病棟」になり、回復期リハビリテーション病棟は40床から50床へ、地域包括ケア病棟も44床から50床に増床しました。

 

 



ohama 構造としては、リハビリテーション療法が主となる回復期リハビリテーション病棟・骨運動器疾患病棟・地域包括ケア病棟は、移動がしやすいように1階から3階の低層階に、手術を主に行う病棟は4階から6階の高層階に配置されています。周囲に大きな建物がないという好環境のため、眺望がすばらしく、高層階からは富士山を拝むこともできます。


コンセプトは、「快適な療養環境の提供とプライバシーの重視」

 新病棟のコンセプトは、『快適な療養環境の提供とプライバシーの重視』です。それは、車いすの人でも ゆったりとすれ違うことのできる広い廊下、歩行器や車いすなどを使用してもぶつからない部屋面積を確保しました。そのため、3~4人並んで短距離走ができるのではないかと思う程の、広く長い廊下が出来上がりました。プライバシーの保護では、手術後でも安楽に療養ができる環境の提供として、個室が19床から63床に増えました。

   

専門性の高い看護を考え、実践

 新病棟は、看護師にとっても快適な職場環境となりました。自然と笑顔も増えています。今までは、引っ越し準備に多くの時間を費やしてきましたが、本年度はもう一度原点に立ち戻って、村山医療センターの看護を見直したいと思います。「私たちは国立病院機構村山医療センターの理念に則り、専門性を発揮した看護を提供します」という看護部の理念に沿った看護ができているのか、専門性の高い看護とは何かを考え、実践していきます。患者さんの求めているものは何かを明確にしながら、その状況にあった適切な看護が提供されて初めて、『新しい病棟になってよかった』と評価されるのではないかと思います。

 素晴らしい環境ができたのに…というお声をいただかないよう、患者さんの声をよく聞き、患者さんの気持ちに寄り添った看護を提供していきたいと思います。


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