CT検査

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検査機器

　身体周囲よりＸ線を回転しながらあて、体内のＸ線吸収の度合いの空間分布をコンピュータで計算して画像にする検査です。

・TOSHIBA社　Aquilion CX

　64列のマルチスライスCT装置に更新しました。

　今までのCTでは難しかった、撮影範囲の広い全脊椎や下肢、造影後の血管も短時間で撮影が可能になりました。骨・運動器疾患、とくに脊椎脊髄疾患を中心とした施設である当センターで必要な高解像の画像、鮮明な輪切りの画像が得られます。また、コンピューターを駆使し縦切り、横切り画像や３Ｄ画像も得られます。整形外科領域だけでなく内科や外科領域の胸部や腹部なども数秒の息止めで検査が終了するため患者さんに好評です。

　社会的にＸ線被ばくの関心が高まっています。患者さんの体型や撮影部位に合わせて線量を連続的に自動調節し最適な線量で撮影し、さらに最新の画像再構成技術である逐次近似再構成法を応用し、被ばく低減にこだわった患者さんに優しい装置です。

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