独立行政法人 国立病院機構 村山医療センター

042-561-1221
文字サイズ
  • 標準
  • 拡大

薬剤部


病棟薬剤業務

 現在、第4病棟、第5病棟、第6病棟において、薬剤師による以下の活動を実施しております。

薬剤部①入院患者さんの持参薬確認とその評価に基づく処方設計と提案
・入院した患者さん又はその家族と面談を行い、持参薬、一般薬も含めた服薬状況、アレルギー歴及び健康食品等の日々の摂取量を確認して、薬剤相互作用の可能性や、抗血小板薬や抗凝固薬等、入院治療において特に注意が必要な薬剤を確認します。
・患者さん等の面談により得られた情報を入院中の処置等で使用する薬剤も含めて、医師等へ提供するとともに、処方設計と提案を行います。
・持参薬が当院未採用である場合、同成分の後発医薬品や代替薬の提案を行います。

②患者さんの状況把握と処方提案
・医療スタッフの集まるカンファレンスへ参加したり、可能ならば回診へ同行し、常に患者さんの状況を把握します。
・副作用が出現していないかモニタリングし、また薬物血中濃度の測定可能な医薬品については、得られた測定値から、医師に対して適切な投与量、投与間隔の提案を行います。
・ハイリスク薬の投与前に説明が必要な患者さんについては、予め詳細に説明いたします。
・ハイリスク薬のうち、投与の際に流量又は投与量に計算が必要な場合は、投与前に薬剤師が当該計算等を実施します。
・抗がん剤を投与している患者さんについては、病棟においても処方確認と副作用軽減のための提案を行います。

③医薬品の情報収集と医師への情報提供等
・医薬品情報の収集と提供、資料作成、処方設計等を行います。とりわけ、医薬品医療機器情報配信サービス(PMDAメディナビ)によるなど、インターネットを通じて常に最新の情報を収集し、重要な医薬品情報については医療スタッフに周知いたします。

④副作用による健康被害が発生した場合の対応
・医薬品を適正に使用したにもかかかわらず、副作用や感染症等が発生した場合に、患者さんの相談に応じるとともにPMDA(医薬品医療機器総合機構)の健康被害救済制度(「医薬品副作用被害救済制度」と「生物由来製剤感染被害救済制度」)について説明して、救済申請の支援を行います。



Copyright 2014 Murayama Medical Center ALL RIGHTS RESERVED.